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2017-06-14
「廊下の掲示物で見る学習の様子」
本校の校舎は木造で、山小屋のあたたかさを感じさせる外観となっていますが、一歩中に入ると廊下には、色鮮やかな掲示物や子どもたちの作品が至る所にあふれています。
各教室の前には、掲示板があり、その学級が力を注いで取り組んでいる事柄や学習内容を、みなさんに紹介しています。
1年生の教室前には、本校の伝統的な学習である「お知らせ」(詳しくは、2016年6月17日の記事を参照)で各自が持ち寄った植物や生き物が写真や説明と共に掲示され、子どもたちがどんなことに興味を持っているのか、またどのようなことを調べたのか、がよくわかるように記録され、紹介しています。学年が上がると、社会見学の事前・事後学習の報告レポートが貼られていたり、4,5年生は臨海学舎に向けての個々の目標や水泳練習後の各自の記録を毎回貼るなど、一人一人の頑張りを皆で共有し、お互いを尊重できるように工夫された掲示が見られます。6年生になると、教科書で学んだことをより深く掘り下げて調査し、各自がオリジナルの「歴史新聞」を発行して独自の視点から眺めた歴史観を伝えたり、「情報」の時間に作った林間学舎を紹介するポスターを掲示するなど、各自の意見や想いを伝えるなかなか興味深い読み物を制作しています。こうして1年生から6年生を順番に見てまわると、子どもたちの成長過程や知的好奇心の移り変わりの様子がよくわかりますね。
また学級から少し離れた廊下や階段には、美術の時間に児童が制作した絵画作品がおよそ90点掲示されています。これは、現在の校舎ができあがった際に、一学年全員の作品をすべて展示し、廊下を通られる方が「いつでも美術館にいるかのような気持ちになり、アートを身近に感じられるように・・・。」との想いで、額を用意されたそうです。
いつも何気なく通っている校内の廊下ですが、ここにも様々な想いがギュッとつまっています。一度、立ち止まって眺めてみてくださいね。