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2017-11-07
「ちゅーりーロボができるまで~外部講師講演会~」
本校では、「本物に触れる」学習の一環として、子どもたちを対象とする外部講師講演会を催しています。これは、様々な分野の専門家の方にお越し頂き、研究の最前線の様子や画期的なご研究内容とともに、子どもたちの知見を広げる話や、将来に役立つ話をお聞きする機会です。(11月1日掲載記事もご覧下さい。)
ところで、長崎ハウステンボスのマスコットキャラクターロボット「ちゅーりーロボ」を御存知でしょうか。これは、様々な客からの話しかけに対応できるコンシェルジュロボットなのですが、このロボットの開発を手がけられたのが中村圭介氏でした。
さて、記事が前後してしまいましたが、今年度の第1回目の講演会は、先進的で実用的なロボット開発を進めてこられた、保護者でもある中村氏をお招きしました。
中村氏は、「ちゅーりーロボ」の開発は、ご自身の「好きなこと」へのチャレンジであったとお話しされました。そして、試行錯誤の連続を「楽しみながら」乗り越えてこられたご経験から、本来勉強とは楽しんで身につけるべきものだということを教えて下さいました。また、真似て吸収する「学び」と、失敗しても楽しんでチャレンジし続ける「遊び」の両方が大切だとも教えて下さいました。
今の子どもたちは、将来、生産年齢減少やグローバル化の進展、めまぐるしい技術革新など、厳しい時代を生き抜いていかなければなりません。今回の講演を通して、自分の学びをどの方向に向けていくべきかということを、子ども達自身が考える一つのきっかけになってくれることを望みます。