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2018-02-14

「赤膚焼から伝統工芸を学ぶ~4年生社会見学~」

 昨日に引き続き本日も
 「実物に触れ本物を体験することで、より学びを深める」
という本校が大切にしている授業の在り方、教育について4年生の社会見学から報告します。
 

 先日、四年生は社会科「伝統工芸」の単元学習として赤膚焼の見学に出かけました。

 赤膚山(五条山)に向かってバスを出発すると、所々に窯元が点在する窯業地に入ってきます。学校からわずか10分ほどのところにありますが、学園前の雰囲気とは異なった、そこには自然に恵まれた趣のある景観が広がっています。

 今回見学させていただいたのは、赤膚焼元窯の8代目古瀬堯三さんの工房です。
 古瀬さんは本校の卒業生でもあり、バスから降りてきた制服姿の子どもたちをみて「懐かしい。」と目を細めて出迎えてくださりました。
 そしてさっそく作業場・登り窯・絵付け・展示と、一つ一つの様子や工程をとても丁寧に解説しながら案内してくださいました。寒い中でピンと張りつめた作業場。職人さんたちの静かで真剣な雰囲気に子どもたちも何かを感じていたのではないでしょうか。

 工房を出ると、奥にある3つの登り窯の存在感の大きさに、子どもたちは目を見張りました。一番大きな登り窯は、初代が京都から移住し赤膚に築いた1700年代はじめの窯で、昭和40年代ごろまで現役だったとのこと。赤膚山の傾斜を巧みに利用した江戸期の登り窯が、今まさに文化庁の事業によって修理・修復され現代に残っていることは本当に驚きですが、それを文化財として守り続ける古瀬さんたちのご苦労も大変なものであると想像に難くありません。
 子どもたちが実際に土壁をさわり、窯の内部を見たことは、とても貴重な経験です。
 「実は数年後、この窯に再び火を入れることになったのですよ。ぜひ観にきてくださいね。」
 古瀬さんのお話に目を輝かせていた子どもたちです。

 奥に2基ある登り窯は、大きなものから数えて祖父の窯、父の窯と、時代のニーズに合わせて大きさや形を変えて築かれた窯であることも教えていただきました。
 見学後の授業では、なぜどのように赤膚山で窯を開き、その伝統が受け継がれているのか、伝統工芸が時代と共にどのように変化を遂げているのかを、古瀬さんのお話や登り窯の様子から学ぶことができました。
 自分たちの目で見てお話を聴き、そして考え合う中で、子どもたちは伝統工芸ならではの良さと課題にも気づくことができたのではないかと思います。
 
 見学の最後には、絵付け体験。
 「どんな絵柄にしようかな。奈良絵に挑戦してみようかな。」
 前の晩からあれこれ考えてきた子も・・・お待ちかねの時間です。欠席だった子にも学校で絵付けができるように、道具一式を貸してくださいました。
 「うちも3人通ったのですよ。またぜひ来てくださいね。」
とお母様の温かな一声。帝塚山という縁を大切にしてくださっていることや、子どもたちの素直で、ひたむきに学ぼうとする姿に感じ入った一日でした。一ヶ月後の焼き上がりを、子どもたちと共に楽しみに待ちたいと思います。

 学習の深まりを支えてくださった古瀬さんに心から感謝申し上げます。

 
 

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