西日本地方にも雪が降るかもしれないという天気予報でしたが、学校周辺は穏やかな朝を迎えました。6年生の子どもたちは、いよいよ始まるスキー教室に心を弾ませながら足早に教室に集まってきました。出席確認を済ませると、元気いっぱいにバスに乗り込んで一路白馬に向けて出発です。

　途中名神関が原付近で、辺りは一面の雪景色となりました。激しく吹雪いています。窓ガラスに当たる雪の様子や雪を踏むタイヤの音に、子どもたちのワクワク感は高まっていきます。しばらく速度制限が出ていましたので、バスは安全に慎重に進みます。DVDで映画を見ながら快適なバスの旅です。

　少し遅れが出てきたので、予定より一つ手前の屏風山SAで昼食休憩を取りました。午後の行程に備えて腹ごしらえです。しばらくすると長野道に入りましたが、まだあまり雪は積もっていません。安曇野ICで高速道を降り、木崎湖辺りまで来ると、周りは雪国の様相が高まってきました。田んぼも畑も一面の銀世界です。森の木々も雪をかぶり幻想的な景色です。そうこうしているうちに見覚えのある白馬の風景が現れてきました。ようやく白馬五竜に無事到着しました。みんなとても元気です。

　到着が予定より少し遅れたことと、現地の降雪が激しくなってきたので、予定していた開舎式は明日の朝行うことにして、今日は直接宿舎に向かうことにしました。月組は「ひまわり」、星組は「リバーサイドやまや」、それぞれの宿舎に入り、子どもたちは各部屋に落ち着きました。今は順番にスキー靴とヘルメットのサイズ合わせ、そしてお風呂に入っています。この後美味しい夕ご飯をいただいて、明日から始まるスキーレッスンに備えてゆっくり休みたいと思います。