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2020-10-23
稲刈り体験 ~5年生 体験学習~
さわやかな秋晴れのもと、5年生による稲刈り体験が行われました。6月に田植えをした稲は、どんなふうに成長しているのか、わくわくしながら出かけました。
田につくと、大きく育った黄金色に輝く稲穂が田一面に広がっていました。稲穂にはぷっくりとした実がなり、まるで「こんにちは」と言っているかのように頭を下げていました。
早速、稲刈り体験です。一束の稲穂をしっかりと左手で持ち、下から斜め上に鎌を動かすと「シャッ」と気持ちのいい音を立てて刈ることが出来ます。子ども達は、上手な手つきで刈ることが出来ていました。しかし、ここからが子ども達にとってはさらなる難関。6束ほどの稲穂をかると、それを束ねて紐で結びます。稲が落ちないように縛るのには少々苦労していました。ようやくしばることができると、それを二足に分けて干します。干された稲穂は、太陽の光をあびて輝いていました。
最後に、コンバインで稲を刈ったり脱穀されたりする様子を見せていただきました。子ども達が一番声を上げたのは、最後に脱穀された籾を袋に入れる時。コンバインの煙突のような筒が向きを変え、軽トラックの荷台に設置されていた大きな米袋へ籾が流されたときには、「うわあ!!」という大歓声がわき起こりました。
鎌を扱うこと、稲を縛ること、そして、その泥の重みを感じながら稲を干すこと、一つひとつの体験が、子ども達にとっては「やってみて初めてわかること」だったようです。