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2020-11-06
教員も学び合いを大切に ~本校の「ひとり勉強」とは~
今年度の本校の研修主題は、「『自らの思いや考えを発信できる力の育成を目指した授業』を追究する」です。発信するためには、児童が自らの思いや考えを持つことが必要です。そのための支えとなる大切な学習が“ひとり勉強”。そのあり方について、実際の授業を見合いながら学び合いを続けています。
今回の公開授業は、4年星組の算数「面積」の授業。「長方形や正方形の面積の公式を使って、L字型の面積を求めよう」という学習でした。子どもたちは、どのようにしたらL字型を既習の長方形や正方形に結びつけられるだろうと、ひとり勉強に取り組みました。縦や横に一本線を引き、L字型の図形を2つに分けたり、もっとたくさん線を引いて図形を分けたりなど、それぞれに考えを持とうとしていました。そして、協働学習へ。
授業後の検討会では、「どのように展開すると、子どもたちがよりひとり勉強に意欲的に取り組むことができたのか」「子どもたちのひとり勉強が協働学習にどのように活かされたのか」など、よりよい“ひとり勉強”のあり方について意見を交わしました。“ひとり勉強”の場を設定するだけではなく、その場が子どもたちにとって、自らの思いや確かな自分考えを持つ場となり、協働学習の場で、生き生きと自らの思いや考えを発信していき深め合う…。
これからも、よりよい授業を目指し、私達教員も学び続けていきたいと思います。