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2020-11-27
5年生 理科実験 ~ものの溶け方~
5年生は理科の授業で「ものの溶け方」について学習しています。ここで学習している“食塩が水に溶ける”という現象は、とても身近なものですが溶けたものは目に見えなくなってしまいます。一度目に見えない状態になるということは、理科の面白さを感じる “不思議さ”でもあり、“難しさ”でもあります。
今回の授業では、目に見える形で“濃度”を体感してもらおうと考え実験を実施しました。3色の薬品を使って慎重に実験操作を行うと、試験管の中で薬品は3層に分かれました。この3色の薬品は色をつけた3種の濃度の食塩水です。子ども達に全部食塩水だと伝えると驚いていました。中には、濃度の違いだと気づいた子どもも。濃度が異なるので重さが違うため、傾けても3層のままです。濃度の違いを目で見て、触って確認することができました。
休み時間にも理科室に来て、試行錯誤し、水を追加して4層にした子どもや、別の方法で3層の食塩水を作った子どももいました。5年生はいつも目を輝かせ、理科の不思議を楽しんでくれています。