今年度は社会見学や調査などで、外に出かけることが難しい1年となりました。
　そこで3年生では無理のない範囲で行う「調べ学習」を冬休みの課題として出しました。

　「地域の特産品や名産物を様々な方法で調べ,まとめる」宿題です。
　
　自分が興味を持ったもの（こと）について、調べます。何を調べたいのか、どんな特産品を扱うのかも自分で決めなければなりません。
　本で調べたり、ネットで検索したり、実際に家で触ってみたり、家族と一緒に作ってみたり･･･とその調べ方も様々です。

　この学習での学びに必要な要素は「自主性」「調べ学習」以外にもあり、「情報収集力」「文章構成力」などの国語的な要素、さらにグループ討議では「ディスカッション力」「協調性」「協働性」、そして発表する場合は「プレゼンテーション力」「論理性」等、が求められ、深い思考力、判断力、表現力のすべてが求められます。

　学校では新しい知識を身につけるだけではなく、子どもたちは生きていく上で必要なスキルを獲得しようとしています。
　
　どんな状況下でも、私たち教員は子どもたちのかけがえのない1年を実りある時間に変えていけるよう、日々創意工夫をし、子どもたちの学びを支えていきたいと考えています。