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2021-01-25
「野菜の色素抽出実験」 6年生
キャベツ、トマト、カボチャなど、野菜には様々な色があります。それらを色素ごとに色分けすると、赤、黄、紫、緑、白の5色になります。本日の実験では、そのうちの緑色に注目しました。緑色の色素といえばクロロフィルです。これは、葉緑素の色です。
さて、子ども達は、各班に準備された小松菜を細かくちぎり、それらを瓶に詰めてアルコールに浸しました。しばらくすると、アルコールにクロロフィルが溶け出し、透明だったアルコールが緑色へと変化しました。その鮮やかな緑色を眺めていたある子どもが、「メロンソーダの色に似ているなあ・・・。」と呟きました。そうです!この色素は、食品への天然着色料としても使用されています。メロンソーダ以外にも、よもぎ餅やチョコレートなど、子ども達にも馴染み深い食品などがそれらにあたります。
子ども達の物事を「観る目」は、もしかすると今回得た知識をきっかけに、何らかの変化があるかもしれません。これが学びの面白さではないでしょうか。