帝塚山小学校の情報科では子どもたちの成長に合わせ、段階的に課題を設定しています。
５年生で取り組む「個人作品集制作」課題は、子ども達それぞれが自分を振り返る貴重な時間です。
１年生、小さな手でマウス握りしめるようにして制作した「うちわの絵」。２年生で自己紹介カードを作ったり、３年生でアニメーションに挑戦したり。
「今ならもっと上手く描ける・制作できる」と口々に言う子ども達。過去作品を眺めることは上達を自覚する体験であり、自信をつけるための取り組みでもあります。
課題制作を通して身に着けていくマウスやキーボードは、プログラミング学習に取り組む際、入力機器操作がつまずきの原因にならないための準備です。
卒業時にはご家庭で６年間の振り返りをしていただけるよう、子ども達自身の手で作成した「個人作品集」をUSBフラッシュメモリに収録してお渡しをしています。
６年生になってから見る過去の作品に、思わず笑顔になってしまいそうですね。