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2021-12-07
4年生の理科実験 ~金ぞくのあたたまり方を調べよう~
本日の4年生の理科の授業は「金ぞくのあたたまり方」についての学習です。そこで、金属の棒や板の一部を熱したときに、どのような温まり方をするのかを調べるための実験を行いました。
はじめに、示温テープを貼った金属の棒と、ろうをぬった金属の板(正方形の板とコの字型の板)を用意します。アルコールランプを実験台に設置したら、いよいよ実験開始。まずは金属の棒を熱していきます。徐々に熱されてテープの色が変化していく様に、子どもたちも目が離せません。棒の傾きと熱の伝わり方に関連性があるのかについても注目しているようでした。次に、正方形の金属の板を熱していきます。見事なほど同心円状にろうがとけていく様子は、まるでマジックを見ているようでした。そしてコの字型の板を熱する段階では、熱の伝わり方についての規則性が少し見えだしてきたように感じました。最後に、今日の実験の結果をワークシートに表した後、自分なりの考察を書き添えます。
実験では火や薬品を扱うこともあります。そのため当然リスクも伴いますが、それでも実験を続けるのは、「子どもたちに本物をみせる」ことに大きな価値を感じているからです。子どもたちはすでに、次の実験を楽しみにしています。