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2022-10-18
5年生臨海学舎 <2日目>
臨海学舎2日目の朝です。波の音と、久しぶりの合宿生活に緊張してよく眠れなかった人もいるかもしれませんが、皆元気そうな顔でロビーに集合しました。今日は、答志島での自然体験学習があるので、今一度気持ちを引き締めて一日をスタートしました。
鳥羽港からの定期船に乗り、答志島に渡ります。船に乗り込むと、旅気分が一層高まります。別世界へ移動するようなワクワク感に包まれました。今日は一日、鳥羽の離島で海の魅力をじっくり体験します。
答志島は、鳥羽港の沖合2.5㎞に浮かぶ、伊勢湾最大の島です。漁場に恵まれ、古くから漁師町として栄えた歴史ロマンあふれる風光明媚な場所です。ほどなく和具港に到着すると、本日お世話になる「島の旅社」のスタッフの方たちが出迎えてくださいました。
観光地化されていない漁師町が広がる港の周辺は、見たこともない設備や珍しいものがたくさんあり、子どもたちは興味津々です。最初の体験は、魚釣りです。堤防からの投げ釣りを体験し、餌の付け方、魚のはずし方、道具の使い方を学びました。魚が釣れたときは、喜びもひとしおです。アジやフグ、ソイ、メバルなどが結構たくさん釣れました。
釣り体験の後はお昼御飯です。近くの浜に移動して島弁当を青空の下でいただきました。続いて、海女さんのお話を聞きました。海女道具を見ながら、体験談や道具の使い方を説明してもらい、実際に手にとらせていただきました。残った時間で、浜を散策して、シーグラスや貝殻を拾い集めました。並行して、シーグラスを使ったアクセサリーづくりに挑戦です。本物の真珠やシーグラス、貝殻などを使って、オリジナリティーあふれる島のお土産が完成しました。
盛りだくさんの体験を終え、再び定期船で鳥羽港に戻ってきました。夕食後には、明日お世話になる志摩自然学校の講師の方から、環境に関する出張講座があります。今回の臨海学舎で体験する、海に関わる環境問題について、さらに考えを深める貴重な学びの場となれば幸いです。