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2022-10-31
校内研究授業 5年国語
本校では、「自らの思いや考えを発信できる力の育成」をめざして、教員それぞれが日々の授業に取り組み、研究会で学びを深めています。前回の四年生算数に引き続き、今回は五年生国語「漢字の読み方と使い方」の単元において、タブレットの活用も含めて学び合いました。
授業者による課題提示を受けて、子どもたちは漢字穴埋めクイズを作るために、漢字辞典やインターネットを使って他の熟語を探したり、自作の漢字クイズを友達と解き合うなかで、改めて熟語の意味を確かめたり、漢字の新しい読みに気づいたりすることができました。また、クイズの難易度をより高くしようと、読みの難しい漢字での熟語づくりにも挑戦していた五年生です。タイピング技術を磨けば、さらに自分の欲しい知識や情報にアクセスしやすくなることでしょう。ただし、あくまでもタブレットありきではなく、本校では「考える子」の姿を実現するために、タブレットもその一つの道具としてどのように活用するべきかという視点を大切にしています。
その後の協議会では、こうした言語事項の授業においては、知識や情報をすばやく手に入れることができるタブレットの利便性を最大限活かして、じっくりと考える「ひとり勉強」の時間を保障できうること、また協働学習の場においては、子ども同士の関わりが薄くならないように授業展開をさらに工夫すべきことなど、教員間で活発な議論や提案がなされました。
子どもの発信力を高め、学びを深めていくことのできる授業をめざして、私たちは研修を積み重ねていきたいと思います。