「本物に触れ、感性を磨く」というのは、本校の教育方針の一つです。本物に触れる（感じる）ことは、子ども達の目を輝かせ、さらには学習意欲も大きく高めることになると考えております。

　さて、文化庁「芸術家派遣事業」という制度があります。本校が、昨年度中に奈良県教育委員会を通じて希望申請を出したところ、プロの演奏家６名を派遣くださることになりました。そうして、「オーケストラ探検コンサート」という題目で、全校の子ども達に生演奏を披露して下さることになりました。（昨年１２月）

　当日は、演奏だけではなく、作品の解説や、使用している楽器の紹介など盛りだくさんでした。また、指揮者体験や楽器演奏体験など、参加型でコンサートを楽しみました。日本各地の小中学校で出張授業をされているだけあって、工夫された内容に、時間はあっという間に経ちました。将来につながるかもしれない可能性のためにも、多方面から実体験できる場を大切にしていきたいです。