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2024-09-17
【4年生】4年生夏合宿 ~テーマは「海で学ぶ、海に学ぶ」~
先週、4年生の合宿に行ってきました。今回の合宿のテーマは「海で学ぶ、海に学ぶ」です。奈良の学園前では体感することのない学びができる学習計画です。
朝の集合時刻。全員の出席が確認でき、みんなで参加できる喜びを感じることができました。
早速、バスに乗り込み、最初に訪問する「きしわだ自然資料館」に向けて出発しました。
きしわだ自然資料館に到着すると、まず出迎えてくれたのは、普段、目にすることの少ない「大阪湾に生息するウミウシとその仲間たち」です。不思議な生き物に子どもたちも興味津々。
しばらくウミウシの姿に心を奪われている子どもたちがいました。
このきしわだ自然資料館では、2つの講座を受講しました。館内見学をして自然と歴史を学ぶ講座とチリメンモンスターを探して、海の生き物に触れる講座です。
館内見学では、「ワークシート」をもとに、化石を探したり、動物たちが生息している場所を探したり、また、アンモナイトやモササウルスの生きていた時代の様子を学んだりと、本校の合宿のテーマである「自然と人間の共生」の学びを深めることができていました。
一方、チリメンモンスターの講座では、チリメンジャコの中にかくれているチリメンモンスター(いろいろな形の魚や、イカ・エビなどの生き物)を見つけ出して、仲間にわけていきました。
「先生、タコを見つけたよ」「先生、これは何ですか」「こんなにカニがいたよ」とチリメンモンスターに出会うたびに、子どもたちの嬉しそうな声があちらこちらから聞こえてきました。
子どもたちは身近な海の豊かさや生き物の多様性を感じ取ることができていました。
午後からは、岸和田市漁業協同組合の漁師さんと午前中にお世話になったきしわだ自然資料館の学芸員の方々に、底引き網漁でとれた海底の生き物たちについてお話をしていただきました。学芸員の方のお話では、海底に生息する生き物たちがこのように子どもたちの目の前に並んでいるのは、宝の山だそうです。普段、目にすることのない生き物たちを見て、子どもたちも興味津々。学芸員の方に積極的に質問する姿に、子どもたちの知的好奇心が刺激されたことが伝わってきました。カニや貝、魚など、実際に手で触れ、海底の神秘的な世界に浸ることができました。
その後、今回の合宿でお世話になる宿舎に移動し、開舎式を行いました。この合宿でお世話になる方々の紹介があり、合宿での目的が伝えられました。
今回の合宿では、大阪湾から、今日の生物の多様性を学ぶこと、さらに友だちのいろいろな面を受け止め、理解し、一緒に気持ちよく生活することがこの合宿の目的です。