４年生合宿、三日目。快晴の下、子どもたちは元気に起きることができました。この４年生合宿の三日間は、雨に降られることもなく、天候に恵まれました。

 

さて、６時半の起床すると、身支度や荷物の整理をてきぱきと進めていくことができ、７時の朝食にゆとりをもって集合することができました。集団としてのまとまりを感じることができました。

 

３日目の朝ですので、朝食の準備もスムーズ。あっという間に準備ができ、美味しくいただくことができました。中には３日間、朝食と夕食に必ず出てきたカレーを食べ続けた子どもたちもいました。カレーが子どもたちに人気のある食べ物であるのは、今も昔も変わりませんね。

 

出発前には閉舎式を行いました。３日間、お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちをお伝えして、次の体験の場となる岡田浦漁港に向けて出発しました。

 

岡田浦漁港では、地引網体験をし、地引網で獲ったお魚や大阪湾で獲れた魚介類をいただきました。

地引網体験は、４年生全員で大きな網を引っ張って、浜に上げます。地元の漁師さんになりきって大きな収穫を期待して、子どもたちは引っ張り上げました。声をかけあって引っ張り上げる姿は、地元の漁師さんに近づいたような気がします。苦労して浜に上げることができたときには、どんな魚が獲れたのか興味津々。子どもたちが一斉に集まってきました。獲れた魚たちを一旦、水槽に入れていただき、どんな魚が獲れたのかを観察しました。

 

その後、食事会場に移動し、大阪湾で獲れた食材を使って、バーベキューをして命をいただきました。タコめし・鯛めし・イカ・キスの天ぷらなど、みんなで食べるとより一層美味しく感じました。合宿最後のランチタイムは、子どもたちにとって楽しいひとときになったようです。

 

しっかりと食べた後、バスに乗り込んで一路、奈良へ。

 

今回の合宿でも、たくさんの人に関わっていただきました。そのおかげで「海で学ぶ、海に学ぶ」ことがしっかりとできたように思います。子どもたちには、関わっていただいた人々への感謝の気持ちを忘れずに、今後の生活に活かしてくれることを期待しています。三日間、素敵な思い出ができました。