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2016-06-08
「国内留学体験」3年生編
本校では、3~4年生全員が参加する「国内留学体験」を実施しています。これは、会場として、海外のような雰囲気が味わえる京都府の施設をお借りし、本校のネイティブ教師の出身国以外の国籍の先生方を講師としてお迎えします。そして、「理科」「算数」「図工」「音楽」「ダンス」など、英語で他教科を学びます。独自のプログラムでスタートさせたこの行事は、本校の『英語村』のような位置づけです。
さて、今年も3~4年生が貴重な体験をしてきました。その様子を、学級通信を通してご紹介させていただきます。
―1日目―
子どもたちは、英語講師の先生方と出会ったその瞬間から独特な世界に引き寄せられました。オープニングセレモニーでは、8人の英語講師の先生方による「自分の国紹介」がプレゼン形式で行われました。アメリカ合衆国(アラスカ・カリフォルニア)、イギリス、カナダ、ブルガリア、南アフリカ共和国、フィリピン、オーストラリアと、次々にご自身のお国自慢をしていただきました。
いよいよレッスン開始です。英語のみで展開される算数・理科・ダンス・図工といった授業を次々とこなしていきました。はじめのうちは物静かな子ども達でしたが、あっという間に雰囲気に慣れ、どんどん元気を取り戻してくれていました。また、周りの友達や先生の動作、表情を見ながら、「今のはこういう意味だったのだな。」
「こういう風に返せばいいのだな。」
と学んでいるようでした。
―2日目―
2日目にしてすっかり慣れた様子の子ども達。とても生き生きとした表情で、自分から英語で話しかけていました。このように、自分から発信するということは、とても大切なことだと思います。話をよく聞き、「何を伝えようとしているのか」と考え、自分が考えたことや意見を不器用でもいいから伝えてみようと発信する。それだけで1歩前進です。難しい文法や英単語を知るのは二の次ではないでしょうか。
今回は初めての国内留学で、子ども達は戸惑っていた部分もあるでしょう。これから1年、小学校の英語の授業でも、言葉を通じて人と触れ合うことの喜びを感じてほしいと思います。そして1年後の国内留学では、今よりももっと話を聞き取り、そして、さらに自分から発信していこうとする姿勢で英語に向き合うことを期待しています。