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2016-06-20

「お知らせ ~ダチョウの卵編~」


 本校では、創設以来大切にしてきた学習のひとつに、1年生の「お知らせ」があります(詳しくは、6月17日掲載の記事をご覧下さい)。子ども達の目線で集められた「みんなにお話したい自然のモノ」が、1年生の教室の片隅に、発表される順を待つかのように所狭しと並んでいくのです。
 さて、ある日のことです。1年月組の教室に大変珍しい“お知らせ”が届きました。それは、子ども達の顔のサイズと同じぐらいの大きな大きな『ダチョウの卵』でした。普段よく目にする、ニワトリの卵と比べてみると、その大きさは一目瞭然です。そんな卵に、子ども達の目は釘付けです。「中身はどうなっているのかな?」「食べることはできるのかな?」など、子ども達の知りたい!という好奇心の声がどんどん寄せられました。
 そこで、子ども達の謎を解くために、卵を茹でてみることになりました。こちらもダチョウの卵でゆで卵を作るのは初めてのこと。大なべに卵と水を入れ、いざ着火。かかった時間は、なんと2時間…。
 そうして、ようやくできあがったゆで卵。いよいよ開封(!?)確認することとなりました!硬い殻を割るにハンマーを準備し、恐る恐る叩きます。しかし、全く割れる気配がありません。少し力を加えました。すると、ようやくヒビが入り始めました。そこからは指を使って殻を剥いていくことにしました。しばらく作業を続けていると、ついに中身らしきものが見えてきました。以下、子ども達の声です。


「殻と中身は同じ色をしているね。」
「触ってみると、中身はぷにぷにしているよ。」
「ゼリーみたい。」
「感触が気持ちいい。」
「殻は、外と中で感触が違う。」
「外側はつるつるしている。」
「とても硬い。」


このように、見たり触ったりしたことからの気付きがどんどん増え、みんなで情報を共有していました。そこからさらに、


「どうして、卵はこんなに大きいのかな?」
「どうして、殻はこんなに硬いのかな?」


と、新たな疑問(おたずね)が生まれました。
 

 この観察を終えた後のことです。子ども達から生じた疑問を解決しようと、自ら調べてきてくれた子どもがいました。
「ダチョウが立って卵を生んだ時に、落下の衝撃で殻が割れてしまわないようにするために殻が硬い。」「ダチョウが卵を産むときは、立ったままの時と、座った時がある。」と。
 このダチョウの卵に限らず、子どもは次から次へと、たえず何かに驚き、その何かに惹きつけられています。また、大人には気づかないような些細なことにも疑問を持ちます。この「どうして?」という問いかけこそが『学びの世界の入口』となるのです。そして、それが「知りたい!」という好奇心につながれば、その瞬間に『学びの世界の扉』が開いてくれるのです。大人であれ子どもであれ、自分で興味・関心を持って取り組むときこそ、『学びの世界の扉』はより大きく開かれ、そしてより深く探究できるものです。この『学びの世界の入口』を絶やさないよう、種子を蒔き続けたい。そして、生じた疑問を自ら追究できる機会や環境を、子ども達に保障し続けたい。このような願いを携えて、私たちは日々、子ども達と共に歩んでいます。

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