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2016-11-21
「モダンBOX」4年図工
木工作の醍醐味は、木材という通常では固くて成形しにくい素材が、専用の道具や技法を使うことによって思い通りの形に加工でき、それを立体的に組み立てることにより魅力的な造形物に変わるところにあります。さらには、実用的な作品に仕上げることによって使う喜びや楽しさも味わうことができます。
本校では、高学年において、木材を使った題材を積極的に取り入れています。この「モダンBOX」は、4年生では1学期の『パズル」の題材に続いて二つ目の木工作となります。
5枚の正方形の板を組み合わせてできるシンプルな箱に、今回はマスキングテープを使った装飾を施しました。アイデアスケッチの段階で、自分が表現したいイメージをもとに、テーマや全体の構成などをじっくり考えます。下塗りをしたら、その上からマスキングテープを貼っていきます。イメージした色の組み合わせで塗り重ねて、いよいよテープをそおーっつと剥がしてみます。「うわっ!」そこに出現した色と形を目にしたとたん、子ども達の表情は明らかに変わりました。子ども達にとって、未知の分野を知る新鮮な驚きと喜びを伴うものだったに違いありません。ホネの折れる大変な作業にもかかわらず、どんどん手の込んだ複雑な表現を目指していきます。
やる気モードにはまったようです。はてさて、どんな作品に仕上がることでしょう。