
2017.11 「第2回人権集会」
本校では、学期に1度、全校での人権集会を実施しています。この集会を通して、子ども達は、共通のテーマについて問題意識を深めます。そして、集会後に各教室へ戻り、学級の実情に応じて考えを深める場を持ちます。
さて、第1回目のテーマは「仲間づくり」でした。そして、先日行われた第2回目のテーマは、「言葉の力」でした。これを考えるにあたり、集会の場では、「文字にしてみると同じ言葉でも、その言い方や場面の違いにより、周りの人に与える影響は大きく変わってしまう。」という例をもとに、それぞれが考えを持てるよう投げかけました。
以下、学級ごとの取り組みの様子をいくつかご紹介させていただきます。
―2年生―
「あかんで!」~いやな思いをさせない伝え方を考えよう~
・どんなときに「あかんで!」を使っているのか
・言われて嫌な気持ちになったことはあるか
・「あかんで」とは違う伝え方(言い方や表情)を考えよう
―5年生―
「言葉について考えよう」
・どのようなときに言葉がきつくなってしまうか
・また、その時にはどのような言葉を使ってしまっているのか
・毎日話す人、特に身近な人への言葉遣いから考えよう
―6年生―
「『他者』への言葉は、『自分自身』への言葉」
・金子みすゞさんの詩『こだまでしょうか』を題材として
・自分が発した言葉が自分自身にそのまま返ってくるという経験をした子どもの話
・友達に対して積極的にプラスの言葉を用いたいという意識を共有
