１０月２８日（月）に、５年生両クラスで稲刈りをしました。一学期に田植えをした苗が育ち、お米が実ったのは良かったのですが、最近スズメ達が食べに集まっていると聞き、急遽日程を調整しました。この間、お世話はすべて近隣農家の方がしてくださっていました。５年生の児童は、良いところだけをさせていただく形になりましたので、感謝の気持ちを忘れないようにと教室で話をしてから出発です。

　しばらく雨が降らず田んぼも乾いてきていたのですが、前日に雨が降ってしまい結構ぬかるんでいるところがありました。稲刈りなのに泥だらけになってしまった子もいました。最初はおっかなびっくりで鎌を扱っていた子どもたちでしたが、徐々にコツをつかみ、手際よく刈り取っていました。六株を一つにまとめてひもで縛り、乾燥のため渡した木に引っかけました。刈り取った稲は乾燥した後脱穀し、玄米にして保存します。今は機械化が進み、このような作業をすることはあまりないということですが、子どもたちのためにあえて、昔ながらの作業をさせていただきました。

　なかなか体験できない貴重な作業をさせていただけたと思います。収穫したお米は、三学期にお餅つきをします。これもまた大きな楽しみです。