行事紹介

2020.01 折り紙から図形を学ぶ ~2年生算数科授業より~

 2年生の算数科は「三角形と四角形」の単元に入りました。ここでは直角、長方形、正方形、直角三角形について学習していきます。その中でも今回は、直角と長方形の学習のようすについてご紹介します。

 さて、学習内容をしっかりと定着させるためには、どのような手法が考えられるでしょうか。一般的なのは、「読んで覚える」「書いて覚える」「話して覚える」の3つでしょう。ですが、より強い記憶としてとどめるためには、「触れて覚える」が効果的だと言われています。言いかえるならば「体験する」あるいは「操作する」ということです。

 まず、あらかじめ角を取り除いた折り紙を手渡します。そして、2回そろえて折ることで直角をつくります。子どもたちは、できあがった直角を教科書の角にあてて「ぴったりや!」と言いながらうれしそうな顔をみせてくれました。目印になるものが何もないのに直角をつくり出せることに、興味と関心をのぞかせてくれたようです。このほんの一手間の体験が、学習内容の定着には重要なのだと考えます。

 続いてはその応用です。直角を生み出した手法を4回用いることで長方形をつくります。「長方形は、かどがみんな直角になっている四角形である」ことを、子どもたちは体験を通して理解するのです。

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