
2016.11 「第44回 帝塚山小学校音楽祭」
本校の伝統的な行事の一つに「音楽祭」があります。これはみんなで音楽を楽しむ行事で、内容も盛りだくさんです。
吹奏楽部、コーラス部、和太鼓クラブの演奏があり、メインは、クラスごとに選曲された合唱2曲を、そのクラスの児童による伴奏と指揮で演奏するものになります。全学年全学級が合唱をするのです。そのために、子ども達は1学期から練習を重ねます。さらに、本番1週間前からは、リハーサルとして、体育館の舞台に毎日立ちます。この期間になると、「よりよい演奏を」という意識がぐんと高まります。(10月17日掲載の記事もご覧ください)
本番は、奈良県文化会館国際ホール。どのクラスも、「私たちの歌を聴いてください!」と言わんとするかのような自信に満ちあふれた表情で舞台に立っていました。時間をかけ、試行錯誤を繰り返し、みんなで一つのものを創り上げてきたという過程が、子ども達の凜とした姿に現れていたのです。そうして奏でられた音楽は、そのクラスにしかできない尊いものとなり、聴く者の心へしっかりと届けられました。
