先日、３年生が奈良西消防署へ見学に伺いました。これは、「地域社会の安全と人々の暮らしを支える仕事」について、現場で本物に触れることを目的とした活動です。

子どもたちは、間近で見る消防車の迫力に目を輝かせながらも、真剣な表情で消防士さんのお話に耳を傾けていました。

子ども達は、消防車の役割や火災現場で使われる様々な道具（ホース、酸素ボンベ、救助資機材など）について、丁寧な説明を受け、さらに積極的に質問を投げかけました。

「火を消す水はどこから来るのですか？」

「このはしご車は最近、出動したことはありますか？」

「火事ではない時、消防士さんはどんな仕事をしていますか？」

子どもならではの素朴ながらも核心を突く質問が次々と飛び出し、消防士の方も一つひとつ丁寧に、プロの視点からお答えくださいました。

子どもたちは、この貴重な対話を通じて得た学びや気づきを、自分のノートに熱心に書き綴り、「自分の言葉」で理解を深めていました。