美術科の担うもの
本校では、子どもたちにより自由な感性や発想から伸び伸びとした自主的な表現活動をしてもらいたいという願いなどから、 「図画工作」という呼称ではなく、「美術」としています。
家庭や外界で創造性を養う環境や時間が見つけにくい現代だからこそ、子どもたちの好奇心を引きつけ、ゆったりとした時の流れの中で、別世界にトリップできるような豊かな体験を小学校教育の中で、強いては美術の授業において開拓していかなければと感じています。
美しさを見いだす感性。形を作り上げる技術。自分の内面にあるものや外界から吸収した事象を色と形に変えて表現しようとする欲求。そうしたものから得られる発見・驚き・感動・よろこびなどの豊かな人間形成のうえでとても大切な部分を美術科は 担っているのではないかと思っています。
大切にしていること
● 個性豊かな表現活動を見守り、それを認めること。
● 斬新で生き生きとして輝いていること。
● 創造の場として豊かで魅力にあふれた空間でもあること。
● 創作意欲を高め、多彩な表現ができるように環境を整えること。
● ワクワクドキドキすること。
● 表現することが気持ちよく、とても大切なことと感じること。
● 教えないこと。
● あきらめないこと。
● 夢中になれること。
● オリジナルなこと。
● チャレンジすること。
● お互いを認め合い、高め合うこと。
● 協力すること。
● 作品に愛着を持つこと。
毎年3月に行われます。全児童、1,500点以上の個性あふれる作品を、学園講堂で展示します。