学校校章
「松かさの間に はさまっている一片の松の種がひらひらと此の地へ落ちた やがては 亭々たる松の大木に育つだろう」建学の祖、故・森礒吉先生は、帝塚山学園が建てられようとしている地で、教育への夢と希望を託して述べられました。はじめは、誰でも小さな種である。しかし、大地からたっぷりと養分を吸い取り、陽光をからだいっぱいに浴びるうちに、大きく立派に成長していってほしい。そんな子どもたちへの願いが、本学園の校章に込められています。
創立の頃、学園は美しい赤松林に囲まれていました。そのため学園の校章は、赤松にちなんだ松ぼっくりと松葉が図案化されています。学園創立60周年を期に、一貫教育という学園の教育理念を再度認識する意味を込めて、校章のデザインとカラーを幼稚園から大学まで統一しました。カラーは、創立以来学園のシンボルカラーとして愛されてきた茜色です。歴史と伝統ある学園の新世紀を一丸となって歩んでいきたいという願いが込められています。