昨日は盛りだくさんの一日でしたが、もう一つサプライズがありました。夕食後、お決まりのレクレーションタイムが終わると食堂に集まるように指示がありました。何とそこには宿舎の方からのおもてなし、手作りケーキと紅茶が用意されていました。宿舎のオーナーから卒業をお祝いするお言葉もいただき、子どもたちから歓声が上がりました。甘いものは別腹。満たされた気持ちで就寝することができました。

　さあ、合宿の最終日となりました。最後のプログラムは、「ブルーベリージャムづくり体験」です。宿舎の近くの畑で収穫した無農薬のブルーベリーの実をまずは鍋に入れて煮込みます。水分をしっかり飛ばし粘り気が出てきたら砂糖を加えてさらに煮込みます。最後にレモン汁を加えて出来上がりです。熱いうちに瓶に詰めて、殺菌のために蒸して完成となります。出来上がったジャムはお土産に持って帰りますのでお楽しみにしていてください。

　小学校に入学して、9回目の、そして最後の合宿が終わろうとしています。今回の合宿中は、まだまだ注意をされる場面もありましたが、頑張っている場面、友達と協力する場面、仲間を思いやる場面など、成長を思わせる様々な場面を垣間見ることができました。そして、あらためて様々なことを学ぶことができました。

　3年間通ったこの白馬の地は、子どもたちにとって、心のふるさととなることでしょう。いつまでも変わることのないこの雄大な大自然のもとへ、再び訪れてほしいと願います。