６年生が美術の授業で取り組んでいるのは、イス作りです。どんなイスにしようか、あれこれ考えたアイデアをクロッキー帳に描いて、具体化していきます。それが出来たら、一枚の長い板をもらい、のこぎりを使って寸法に切っていきます。ほとんどのこぎりを使ったことのない児童もいて、切るだけでへとへとになっていました。パーツに切り分けた後は、自分の個性を発揮できるデザイン作業です。

樹木や動物、アルファベットなどの形を電動のこぎりで丁寧に切り抜きます。切り抜いた形は、同じ面に貼り付けて使うので、作業は慎重になります。早く終えられた児童は、四つの板に釘を打ち付けて、ボックスを作り始めていました。

まだ、色つけ、ニス塗りなどたくさんの作業が残っていますので、完成までの道のりはまだ遠いです。けれど自分が手間をかけ苦労した分、作品に愛着がわくはずです。