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2021-07-05
6年生特別フィールドワーク《春日山原始林》
先週末のことです。6年生は先日の曽爾高原(7月2日掲載の記事もご覧下さい)に引き続き、世界遺産である『春日山原始林』を訪れました。ここは、春日大社の鎮守の森として、狩猟伐採を禁じられてきました。そして、それから1000年以上もの間、豊かな自然環境を保ちながら“神域”として守られてきました。
さて、子ども達は事前学習として、この森の歴史、現在抱えている問題などについて、講師の先生からお話をお聞きしました。そうして、当日を迎えるまでに、「春日山原始林」で見たいものや、さらに尋ねたいことを携えた子ども達が、現地へと赴きました。
当日は、子ども達は数人ずつのグループに分かれ、現地ガイドの方から、この地に生息する数多くの植物や生き物についてのレクチャーを受けながら、山頂を目指しました。前日から降り続いた雨も、子ども達が歩いている間はしばらく止んでくれました。そのおかげで、雨上がりにしか見られない山の状態を教えていただき、また多くの生き物にも出会うことができました。
今年度は、奈良県をフィールドに、豊かな自然を土壌に築き上げられてきた「自然と人との在り方」について学びました。これらの体験が、子ども達の心に深く残り、自然の素晴らしさや大切さを一考するきっかけになってくれることを願っております。