1年生では友だち同士の温かなつながりをもとめて、「魚釣り大会」を各学級で開きました。子どもたちが自宅で作ってきた色とりどりの魚や海の生き物たちが、教室の青い海に放たれます。食品トレーや段ボールなどを使って、とっておきの作品が集まりました。

　教員が用意した釣り竿の本数を数え、一度に何人参加できるかを調べてから（算数科「１０より大きい数」の学習）、3グループに分かれて参加しました。夢中になり、釣り竿の針（磁石）どうしがくっついてしまうハプニングも。一竿では難しい人魚や大きなジンベイザメも、友だちと協力して見事に釣り上げていました。「やったあ。」応援席からの歓声が上がります。釣り上げた海の生き物を「絵グラフ」にして調べていく学習（算数科「かずしらべ」）も組み込んでの、楽しい学びの時間となったように思います。

　コロナ禍で出来ることは限られるかもしれませんが、みんなの想像力と工夫で、安全に、楽しく活動していけることを、これからも見つけていきたいです。また、こうした経験が学習につながると同時に、「今度は、自分たちでやってみよう！」「もっと友達と楽しくつながりたいな。」の心を育んでいくものと、期待しています。

 

 

児童A

　せんせい、あのね。みんなで　さかなつりを　するときに、どきどきして　はやく　やりたくなりました。たのしかったです。おうちに　かえってから、おかあさんに　さかなつりのことを　いっぱい　はなしました。またやりたいです。おべんきょうも　して、たのしかったです。さかなつりを　おうちでも　やります。

 

児童B

　せんせい、あのね。ぼくは、大きい　さかなを　みつけて　つったよ。カエルアンコウが、いちばん　すごかったよ。ほかのひとも、ぼくの　さかなより　大きいのを　つっていたから、すごいなと　おもいました。ぼくは、ちいさい　さかなも　つったよ。ぼくには　なまえが　わからない　さかなも　いたよ。