3年ぶりの林間学舎の始まりです。今日にも梅雨明けが予想される快晴の中、6年生は、元気いっぱいにバスに乗り込みました。車窓から眺める景色は美しく、田植えを終えた水面に夏の景色が映りこみます。東海北陸道に入ると、山とトンネルの連続です。美濃白鳥でお昼休憩を済ませると、バスは、いよいよ深い山々の間を分け入っていくようです。　
　高山市内に入ると、遠くに残雪を纏った乗鞍岳が望めました。平湯を過ぎ、安房トンネルを抜けると長野県に入ります。やがて、最初の目的地、「長野県乗鞍自然保護センター」に到着しました。学芸員の方が、乗鞍高原の動植物や鉱物、自然環境などについて詳しく説明をしてくださいました。この合宿を通して、自分たちで見て、触れて、感じて、学ぶ、自然についての予備知識をたくさん学習することができました。
　ほどなく、これから4日間お世話になる「休暇村乗鞍高原」に到着しました。宿舎前で開舎式を行い、久しぶりの仲間との合宿生活を前に、事故や怪我のない充実した林間学舎となるようにあらためて気持ちを引き締めました。ドキドキの部屋割りの発表の後、今は、順番にお風呂に入っています。皆とても元気です。明日の天候もよさそうです。今日は、明日からの活動に備えてゆっくり休むことにします。