本校では、毎月防災訓練を実施しています。この訓練では、現実に即した状況を毎回設定し、『子ども達がそれぞれに置かれた状況での身の守り方をとっさに判断し、素早く安全に避難できる力を身に付ける』ことを目標としています。ですから、ほとんどの訓練は抜き打ちで実施しています。
　また、地震に備えて、各教室にはヘルメットをそれぞれの座席に設置し、すぐに取り出せるようにしています。さらに災害時の学校待機に備え、全児童の非常食と水は、3日分を備蓄しています。
　さて今回は、「自分たちの教室ではない場所」「通行止めの箇所あり」という設定で実施しました。いつものヘルメットがあるわけではない、いつものルートで避難できるわけではないなどの状況に、子ども達は一瞬戸惑いの表情は見せたものの、『素早く避難する』ということを実行できていました。