いよいよ楽しみにしていた林間学舎が始まりました。薄曇りですが、天気はまずまずです。6年生は元気いっぱいにバスに乗り込みました。道中は安全運転のおかげで、車窓の風景を眺めたり、DVDで映画を鑑賞したり、ゆったりとしたバスの旅です。東海北陸道に入ると、山とトンネルの連続です。田植えを終えた田んぼの水面には、初夏を想わせる景色が映りこんでとてもきれいです。美濃白鳥で昼食を済ませると、バスはいよいよ奥深い山々の間を分け入っていくようです。

　高山市内を通り、平湯を過ぎ、安房トンネルを抜けると長野県に入りました。乗鞍高原をしばらく進むと、最初の目的地「長野県乗鞍自然保護センター」に到着しました。乗鞍高原の動植物や地質、自然環境、そしてこの地での人々の暮らしなどについて、学芸員の方から、詳しく丁寧なレクチャーをしていただきました。熱心に聴いていた子どもたちは、明日から始まる活動の予備知識をたくさん学習できたことでしょう。

　ほどなく、4日間お世話になる宿舎に到着しました。標高が高く、爽やかな風が吹いています。宿舎前で開舎式を行い、お世話になる宿舎の方々にきちんと挨拶をして、事故や怪我のない充実した合宿となるように今一度気持ちを引き締めました。

　お風呂の後、美味しい夕食をお腹いっぱいいただきました。万が一に備えて避難訓練を行い、ただいまミーティングをしています。皆とても元気です。この後は、明日からの活動に備えてゆっくり休むことにします。