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2023-06-28
6年生 林間学舎 ＜2日目＞
林間学舎2日目の朝を迎えました。今日は1日不安定な天気の予報が出ていますが、朝食会場の窓からは光が差し込んでいます。ところどころ青空ものぞいていますので、何とか1日持ちこたえてくれることを祈りながら、上高地に向けて出発しました。
上高地の入り口である曲がりくねった釜トンネルを抜けると、そこは別世界です。梓川をさかのぼり、青緑色に輝く大正池のほとりに到着すると、稜線に雲を纏った焼岳が子どもたちを出迎えてくれました。今日一日お世話になるネイチャーガイドの方々と顔合わせを済ませると、さっそくトレッキングの開始です。
高地特有の樹木や植物について、また、上高地にしか生息しない珍しい種類もあり、ガイドさんのわかりやすく専門的なレクチャーに、子どもたちはどんどん引き込まれていきます。どんな質問にもやさしく丁寧に応対していただき、小さなことにも興味津々です。子どもたちは、まさに五感を使って、手つかずの本物の自然と向き合っていました。
時折通り雨がパラついたりもしましたが、各班ごとに、おおむね順調にトレッキングを進めることができました。今年はニホンザルが多く出没し、子ザルのお世話をする愛らしい場面にも出会いました。中には、川越しで安全でしたが、クマに遭遇した班もあったようです。
国の特別名勝であり、特別天然記念物にも指定されている上高地の、手つかずの自然に触れた今日の感動を、子ども達にはいつまでも忘れることなく、心に焼き付けるように大切にしてほしいと思います。
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