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2022-07-06
4年生臨海学舎 1日目
大阪府泉南市から4年生臨海学舎についてお伝えいたします。
しおりが配付され、出発までにわくわく感がつのったことでしょう。
心配された天気ですが、予定どおりの行程を進めることができました。
田尻漁港では、6艘の船に分乗して、船の上から漁の体験をしました。
海中に垂らした網やかごを友だちと力をあわせて
船の上まで引き上げると、
たくさんの生き物が網やかごの中に入っていました。
ミズクラゲ、カレイ、タコ、タイ、イカ、ヒトデ、その他に魚が多数。
中にはウミウシもいて、初めて見る姿に驚きました。
洋服がぬれないように、防水エプロン、ライフジャケットや長靴、
軍手を身に付けているので、
船の上で、海の生き物を触ったり風を受けて寝転んだりと、
思い思いに過ごせました。
漁を体験した後に、船は速度を上げました。
かなり沖のポイントまで船を進めていただくと、
ゴオォという轟音が聞こえてきました。
ここは、関西空港に近いので、飛行機が
かなり近くに見えるのです。
普段は乗るか横から見るかという飛行機が頭上を通り、
下から見ることができ、迫力満点でした。
ぽつぽつ。
小雨を感じたので、乗り込んだ場所を目指して戻ります。
これから海鮮バーベキューの昼食です。
ご飯もおかわりして、もりもりいただきます。
ゆったり時間をとった昼食タイムでした。
さあ、いよいよ宿舎へ向かいます。
開舎式で、「<海で学ぶ 海に学ぶ>の精神で、
たくさんのことを学びましょう。そして、友だちと協力して、
心に残る楽しい臨海学舎にしましょう。」と、約束をしました。
午後からは<ウミガメの話>を、そして、
夕食後には<ウミホタルの話>を講義形式で学びました。
講師は、昨年度の4年生もお話をいただきました、田中先生です。
大阪湾が色々な地と繋がっていることや食物連鎖の話をまじえて
詳しく、かつ楽しい口調で話してくださり、
あっという間の時間でした。
ウミホタルは、ぜひ目で見てほしいと、
たくさん捕まえて乾燥させたものを
小さな容器に入れて、用意していただきました。
よく観察してから、ウミホタルの身体をつついて発光体に傷をつけ
(ごめんなさい)、水でぬらした綿棒をつけると、発光します。
研修室の電気をカウントダウンで消すと、
淡く青緑色に光る様子が見えました。「わぁ!光ったぁ!
ふだんの生活では接することのできない自然の物の不思議さに
感動した瞬間でした。
今夜は温泉につかって大喜び。
友だちと語り合ったり助け合ったりする臨海学舎の一日目も、
就寝時刻を過ぎました。
ぐっすり眠り、明日は、里海公園で磯観察を行う予定です。