７月２８日、奈良県御杖村から１年合宿２日目の様子をお届けします。
昨日ぐっすり休んだ子どもたちは、元気に目覚めました。まずはふとんの片づけ、もちろんみんなで協力して行います。
今朝の朝食は宿舎内の食堂でクラスごとにいただきました。
次にお待ちかねの、野菜収穫と川遊びです。
すぐ近くの畑には、真っ赤に熟したミニトマトがいっぱい。その中でも特においしそうに熟しているものをみんなで探しました。見つけたら、傷つけないようにじょうずに収穫しました。
そして、いよいよ川遊び・アマゴつかみです。宿舎のそばにはきれいな川があり、美しいきれいな水が流れています。その清流にここで育ったアマゴが放流されています。それをみんなで協力して探すわけです。アマゴは岩陰や草の根元が大好きです。それを利用して追いかけます。みんなで大騒ぎしながら、アマゴを集めることができました。集めたアマゴは宿舎の方が塩焼きにしてくださいます。自然からいただいた命、大切においしくいただきます。
楽しかった合宿のプログラムもいよいよ最後、アマゴの塩焼きとおいしいおにぎり、そしてお味噌汁の昼食です。たった今、川からいただいたアマゴを塩焼きにしていただくのは、かわいそうなようですが、私達はこうして大切な命をいただきながら成長しているんだ、だからこそ、食べ物は大切にして、おいしくいただかなければならないことを改めて学習しました。
こうして、御杖村での貴重な体験の数々をすべてこなすことができ、無事に１年生の合宿が終わります。
このあと楽しかった御杖村を後に、バスで約２時間、午後３時４０分頃、バスは学校に無事到着しました。
１年生にとって、小学校最初の宿泊行事でしたが、若干の不安を抱えながらも、みんなで協力することにより、乗り越えることができることを、しっかり経験してくれました。また、この合宿のように、何かみんなでやるときに、たくさんの方々のお世話になることへの感謝の気持ちを忘れてはならないことも、改めて感じることができました。この合宿を終え、１年生の子ども達は大きく成長したように感じました。たくさんのおみやげ話を持って。ご自宅に帰ることと思います。今日はゆっくりお話を聴いてあげてください。暑い中、みんなでしっかり取り組んだ１年生合宿でした。
関係各位に心から感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございました。