１年生の専科体育の授業では、「運動に対する自信」をさらに高めることをねらって、「ペットキャッチャー～みんなで考える鬼ごっこ～」に取り組んでいます。

　「みんなで考える鬼ごっこ」では、タグを使って、安全に楽しんで出来るようにルールを工夫しています。また、チームで協力できるように１クラスを６チームに分けて、勝敗を競います。勝敗を競うことで、協働の力を生み出すことをねらっています。さらに、「どうすれば上手にゴールにたどり着けるか」をみんなで考えることをめあてにしています。

　子どもたちは、ゲームを行う前に作戦タイムで、「どの順番でいこうか」「どんな風に動こうか」「どうやって協力しようか」を話し合っています。ゲームを行うたびに、新しい作戦が出てきます。考えているときの子どもたちの眼は、キラキラ輝いています。ゴールにうまくたどり着けたときの笑顔も、とても素敵です。眼がまた一段と輝いています。しかし、時々、うまくいかないこともあります。うまくいかないことをチームで考えることも大事な学びです。

　子どもたちの「やりたい」「もっとしたい」「友だちとがんばりたい」気持ちが育まれる雰囲気をつくって、学びを深めています。