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2024-07-04
【6年生】林間学舎 4日目
本日は、6年生「林間学舎」記録の最終回です。
こんにちは。
乗鞍高原でも、朝方から雨です。庭の芝生や周りの木々が、昨日に増して生き生きしているようでした。
来た時よりも美しく。部屋で荷造りをしてきれいにしてから朝食をいただき、その後、館内で閉舎式を行いました。楽しく充実した3泊4日の行程を実施できたことに感謝して、児童代表からお礼の言葉をお伝えしました。宿舎の方からは、楽しい思い出を大切にしてくださいと、お話をいただきました。この地に初めて来て、もっと知りたい、別の体験もしたいと、いつか来ることがあるかもしれませんね。
今回は、本校児童のために特別プログラムを組んでいただき、様々な活動をすることができました。その中の一つ、昨日の林業体験についてご紹介いたします。
宿舎からバスで約15分ほどのところに、一ノ瀬園地があります。昔はこの地から富山県まで鎌倉街道があったことと鉱山が見つかったことで、人が多く集まってきたと言われています。人の住む町家を建てるために森林を切り開いたそうです。伐採された木は松明や薪等に使われ、町家の他にも当時は主食であったソバの畑がつくられていたようです。
それから何百年もたち、現在ではこの場所は畑として活用されなくなりました。人の手が入らなくなったため、シラカバが林立し、畑としての機能を果たせなくなりました。
林業体験では、このシラカバを切り倒し、この土地を再び人と自然とが共生している”里山”へと
戻す活動に参加します。
この活動を通して、人が手を加えながら守っていく自然の姿を学びました。切り倒した木々は一部好みの厚さに切って、コースターに利用するためお土産に持って帰ります。また、あちらこちらに切り倒した木々を放置せず、ガイドさんの指示された場所へ運びます。一人では大変な作業を友だちと協力し合って行いました。
切り倒したシラカバの葉は、集めて束にしました。紐を輪っかにしてからぐるぐる巻きつけていって、仕上げます。難しかったので、束が出来上がった時には喜び合いました。
シラカバの木は、皮が剥きやすく、内側にはボールペンで文字が書けると聞いて、早速試していました。
2日間の活動では様々なことを学んだので、 それを記録するために、各自新聞を作成しました。
思い思い、イラストをつけている子もいます。夕食後の活動時間をつかって、熱心に書きました。
その後、担任から大変よく活動できたこと、しっかり取り組めたこと、そんな6年生のことを信頼していますよと、話がありました。
6年生と先生たちとの信頼関係が深まり、今回同じ部屋で生活した友だち、日中の活動を共に行った友だちとも友情が深まったことでしょう。素晴らしい4日間に感謝いたします。ありがとうございました。