本日は、３年生合宿最終日の様子をレポートいたします。


　最終日の体験プログラムは、「カヤック・ヨット体験」です。目的地のBSCウォータースポーツセンターに到着すると、本日お世話になるスタッフの方たちから、最初にウォータースポーツを安全に楽しむための大切なお話を聞きました。自分たちの命に関わる大事なことなので、皆真剣に聞いていました。一人一人しっかりとライフジャケットを装着して、いよいよウォータースポーツの始まりです。

　カヤックについてのレクチャーを受けると、まずは友だちと協力してカヤックを湖に浮かべます。力を合わせて不安定なカヤックに何とか乗り込むと、ひとまず水面を漕ぎ出しました。最初は危なげなパドルさばきにハラハラしましたが、しばらくするとどの艇も安定してきました。あっという間にずいぶん沖まで進んでいます。右に左に旋回し、バックや停止もできるようになると、思いのままにカヤックを楽しんでいました。

　続いてヨット体験です。沖の方までエンジンで進んでから、帆を張って風の力で進みます。大きな帆に風をはらんだヨットは、気持ちよく湖面を進んでいきます。水面に手を入れてみると、そのスピードを実感できます。陸地にいる友だちや、カヤック上の友達に大きな声で呼びかけています。爽やかな風を感じて最高の気分でした。

　小学校で初めての2泊を伴う合宿となりました。友達と過ごす2泊3日の共同生活では、様々なことを学びました。まだまだできないことも多くて、何度も注意されましたが、少しずつ、自分たちで考えてできることや、友だちと協力して頑張れることも増えてきました。助け合うことや協力することの大切さを感じることができたら、それは子どもたちの大きな成長につながると思います。お家に帰られたら、合宿で得たものや感じたこと、学んだことなど、たくさんのお話を聴いてあげてください。