先週のことです。餅米を炊きあげる時のなんともいい香りが、学校中に漂っていました。また、玄関前では、朝早くから現業員さんたちがもちつきの準備を進めて下さっていました。多くの方々のご協力により、今年もまた餅つきを実施することができたのです。

　さてこの恒例行事ですが、５年生の社会科授業の一環によるものです。本校の５年生は、毎年近くにお住まいの農家の方から手ほどきを受け、５月に田植え、そして秋には稲刈りを体験させていただいています。それぞれ昔ながらの手作業を体験させていただいた後、コンバインで収穫する様子も見学させていただいています。こうして、手作業の苦労と機械の効率化の比較を、体験を通して学ばせていただいています。

　そうして迎えた餅つき当日。農家の方々に大切に育てていただいた餅米を、５年生、そして１年生がしっかりとつきました。たくさんの方々に感謝しながら美味しくいただいてほしいです。